--------------------------------------------------------------------- Vobsub Timeshift Version 0.90 (β版) 2008/1/9 Copyright(c) あに〜におまかせっ http://www4.plala.or.jp/animaka/ --------------------------------------------------------------------- VobSub字幕ファイルの時間をシフトする 動作環境: PC/AT互換機 Intel Pentium以上のプロセッサ(又は互換CPU) WindowsXP Pro 32MB以上のメモリ 6万5千色以上 --------------------------------------------------------------------- 1.はじめに VobSub字幕ファイル(拡張子=idx)に書かれている、字幕を表示するタイミ ングを表す時間を、指定した時間だけずらす(シフトする)プログラムです。 DVD Decrypter、VirtualDubMod、Vobsub等を使ってDVDから取り出した 字幕ファイル(拡張子=idx)には、字幕を表示するタイミング(時間)が書か れています。このファイルを使って動画に字幕を貼り付けるわけですが、 字幕の表示タイミングをずらしたい場合もあるかと思います。 しかし、数千行にも渡るデータを修正するのは大変ですし、そもそも、 1つの時間の足し算、引き算自体面倒なものです。このプログラムは、 idxファイルと、ずらしたい時間を指定すると、自動的に時間をずらした idxファイルを作ってくれます。 2.インストール アーカイブの中にある実行ファイルを適当なフォルダに展開してください。  2.1 構成ファイルについて vobsub_timeshift.exe 実行ファイル readme.txt 説明書 sample.idx 動作確認用サンプルファイル 3.実行 先ほど展開したファイルのなかにある実行ファイル "vobsub_timeshift.exe" を実行してください。 4.使用方法 一番上にある「open idx file」ボタンを押してください。「ファイルを 開く」ダイアログボックスが表示されますので、ここで、変換したい字幕 ファイル(拡張子=idx)を指定してください。日本語に対応していませんの で、日本語を含んだファイル名を指定しないようにしてください。 次に、offsetの文字の横にあるエディットボックスに、ずらしたい時間を 入力してください。時間のフォーマットは、下の「5項」を参照してくだ さい。ここで入力した時間を、字幕ファイル内の時間に加算することにな ります。減算したい場合は、時間の先頭に"-"(マイナス記号)を付けてくだ さい。 最後に、「convert」ボタンを押すと、時間をずらした新しい字幕ファイル を作成します。新しい字幕のファイル名は、元になったファイルの名前の 最後に「_edit」を追記したものになります。例えば、指定したファイルの 名前が「abc.idx」なら、出力されるファイルの名前は、 「abc_edit.idx」となります。また、出力されるファイルと同じ名前の ファイルが既にある場合は、上書きされますので注意してください。 「Quit」ボタンを押すと、プログラムは終了します。 「About」ボタンを押すと、バージョンを確認できます。 5.時間のフォーマット 以下の形式を受け付けます。 [+/-]時:分:秒.ミリ秒 [+/-]分:秒.ミリ秒 [+/-]秒.ミリ秒 ミリ秒は省略しても構いません。この場合、小数点は入力不要です。 [+/-]は符号で、"+"なら時間の加算、"-"なら時間の減算を実行します。 符号を省略した場合は、加算を行います。 入力の最初の1文字目は数字か符号でなくてはなりません。 入力可能な桁数は以下の通りです。 時:2桁まで 分:4桁まで 秒:6桁まで ミリ秒:3桁まで 6.字幕(idx)ファイルのフォーマット 字幕ファイルをエディターで開くと以下のような行が沢山並んでいます。 timestamp: 01:00:24:201, filepos: 00002e800 変換対象は上記の形の行です。行の先頭は「timestamp:」となっている 必要があります。それに続いて時間が表記されています。時間のフォー マットは、以下のようになっている必要があります。 時(2桁):分(2桁):秒(2桁):ミリ秒(3桁) 時間以降は、本プログラムでは気にしません(そのまま、出力ファイルへ 書き出します)。 7.アンインストール 上記2項目に書いてある、構成ファイルを削除してください。 8.その他 このプログラムを使用して、不具合、損害などが発生しても、当方では 責任をとりません。 現状、本プログラムはβ版です。異常系の動作確認は殆どしていません ので、いろいろと不具合が出る可能性があります。