--------------------------------------------------------------------- frame to time Version 1.03 2011/01/02 Copyright(c) あに〜におまかせっ nakatetu@purple.plala.or.jp http://www4.plala.or.jp/animaka/ --------------------------------------------------------------------- フレーム数を時間に変換するプログラム 動作環境: PC/AT互換機 Intel Pentium以上のプロセッサ(又は互換CPU) WindowsXP Pro 32MB以上のメモリ 6万5千色以上 --------------------------------------------------------------------- 1.はじめに このソフトウェアは、動画のフレーム番号から、そのシーンの時間を 求めるための計算機です。 mkv形式の動画ファイルのチャプターを切ることを前提に作成されており 結果は、"01:23:56.123"の形式で出力されます。あしからず。 2.インストール アーカイブの中にある実行ファイルを適当なフォルダに展開してください。  2.1 構成ファイルについて frame2time.exe 実行ファイル readme.txt 説明書 3.実行 先ほど展開したファイルのなかにある実行ファイル "frame2time.exe" を 実行してください。 4.使用方法 一番上のエディットボックスに、時間を知りたいフレームの番号を入力 します。 リストボックスから、動画のフレームレートを選択します。選択肢が固定 されています。希望の値がない場合はあきらめてください。 選択肢は以下の通り 23.976 24 29.97 30 59.94 60 119.88 120 "Num of 1st frame"のラジオボタンを設定します。ここでは、動画の最初の フレームの番号が「0」か「1」かを指定します。例えば、AviUtlでは最初の フレームは「1」なので、「1」を選択します。 "Add msec corresponding to 0.5 frame"のラジオボタンを設定します。 純粋にフレーム番号から時間を求めたい場合は、「no」を選択します。 計算結果に、0.5フレーム分の時間を加算したい場合は、「yes」を選択しま す。この項目を作成したのには以下の理由があります。 動画のシーンチェンジする位置のフレームの時間を求めてチャプターファ イルに設定し、mkv形式の動画を作成したとします。そして再生中にその 位置にジャンプすると、予定していたよりも1フレーム手前にジャンプして しまい、シーンチェンジの前の映像が一瞬見えることがたまにあります。 これを避けたい場合、1フレームの半分の時間、23.976fps なら、 約0.0209秒を加算すると上記現象を避けられます。フレーム単位で四捨五入 しているような考え方です。ただし、予定のフレームの次のフレームに ジャンプする可能性もありますが、これについては検証していません。 「1フレーム後にジャンプする可能性があっても、シーンチェンジ前の映像 がチラッと見えるよりはマシだ」という方は、このオプションを「yes」に して使用してみてください。ただし、指定フレーム番号が動画の先頭である 場合は、この機能は無効になり結果は「00:00:00.000」となります。 「convert」ボタンを押してください。計算結果が下のエディットボックス に表示されます。小数点以下の値ですが、1万分の一の位を四捨五入して 3桁のミリ秒で表示します。 表示結果はマウスカーソルで選択してクリップボードへコピーできます。 「Quit」ボタンを押すと、プログラムは終了します。 「About」ボタンを押すと、バージョンを確認できます。 5.アンインストール 上記2項目に書いてある、構成ファイルを削除してください。 6.その他 このプログラムを使用して、不具合、損害などが発生しても、当方では 責任をとりません。 --------------------------------------------------------------------- V1.03 計算結果の1万分の一の位以下を切り捨てていたが、上記仕様にある ように四捨五入するように修正した。またこれにより以下のバグが 修正された。 プログラム内部で計算した秒数が 985146.374 になった場合に、 ミリ秒を求めると、 985146.374 - 985146 = 0.37399999995250 となり、表示結果のミリ秒部分が「.374」となるべきところが 「.373」となっていた。 "Add msec corresponding to 0.5 frame"の設定項目を追加した。 V1.02 V1.01の修正が不十分だったので改めて修正した。 V1.01 計算の結果、小数点以下が 0.999999 のような値になる時、 結果表示のミリ秒部分が "999" でなく "000" と表示されていた。 V1.00 新規